ベアの日記

都内で社会学を学ぶ大学院生です。「無限にわーわー喋ってる好青年」

しょぼいデータサイエンティスト概論

今回はしょぼいデータサイエンティストのお話

 

前回、自己紹介がてら「しょぼいデータサイエンティスト」としてやっていきたいということを書いた。

発想の経緯としては、最近遊びにいっているイベントバーエデン@eventbar_eden を経営している、えらいてんちょうさん@eraitenchoが提唱している「しょぼい起業」を受け、それなら「しょぼいデータサイエンティスト」も可能ではないか、と天啓を受けたところから始まっている。

 

まず「しょぼい起業」とは、初期投資をせいぜい50万ほどの、小さい規模で事業を行っていこうというものと理解している(詳しくはえらてんさんのツイッターや記事参照のこと)。個人的に魅力的なアイディアに移ったのは、大規模なビジネスとして展開せずとも、資本を投下せずとも、人の役に立ってさえいれば仕事になるはずだ、という起業理念だ。

 

ところで、大学で社会学を学び、実証の方法として計量データ分析を選び、分析の経験を経るにつれて、「これもしかしたら仕事になるんじゃねぇ??」という思いが長くあった。あるゼミ課題で、最初は全く興味のないテキスト分析を始めてから2週間のめり込み、全テキストを分析し終えたとき、「これでお金を稼ぎたい、誰かに技術として提供したい」という思いだった。せっかく得意な技術があるのだ、活かさない手はない。

ただし、データサイエンスの業界を調べるうち、中々そう簡単な問題ではないことに気づいた。というのも、現状データサイエンス業界は理学、工学系出身の人が多く、方法論としても機械学習やDeeplearning、それでなくともあくまで社会学プロパーでしかない自分からみれば高度な分析が並ぶ。少なくとも統計技術の点からは太刀打ちできない。

 

また、自分のキャリアとしても、あくまで本業は研究者見習いで、どこかの企業に属したいわけでは全くない。

あくまで副業として、データの分析を仕事として請け負いたい、という気持ちが強い。

さらに言えば、大きなビジネスの範囲でなくとも、小さい範囲で緩くデータ分析を使ってほしい、そこでぼくの能力を使ってほしい、というように考えている。

 

そこで「しょぼいデータサイエンティスト」である。

ここで「しょぼい」とは、まず統計技術は単純なデータ集計からポピュラーな多変量解析までという意味での「しょぼい」

大規模なマーケティングや大企業の経営の意思決定なくても、小規模なサイズ感でデータ分析(分析者としてぼくを)を使ってほしいという「しょぼい」の二つの意味を込めている。

つまり、高度な分析手法を扱うことはできない代わりに、比較的安価・短期間でデータの作成から分析を請け負う、「しょぼいデータ分析」はできないか?というアイディアである。

 

じゃあその小規模のデータ分析って具体的にどういう事例なんだよ?とか、

どうビジネスに活かすんだよ?

といった点は全然詰められていないのだが、とりあえず現時点で考えていることはこんな感じ。

 

やっていきたい

 

 PS 大学をでたことないので、「しょぼいデータ分析」のプラン(⚪︎⚪︎してほしい!こんなこと出来る?)は絶賛募集中です。